「FP1級はコスパが悪いから、受けるだけ無駄」って言われた…
この記事に辿り着いたあなたは、このような疑問や悩みを持っているのではないでしょうか?
ネットで調べてみると、
- 「FP1級で人生が変わった」や「FP1級を取るメリット」を書いた記事
- 「FP1級は役に立たない」と書かれた記事や有名人の解説動画
どちらの言ってることが正しいのか分からなくて、このままFP1級受験に進むかどうしようか足踏み状態。
その気持ち、すごくよくわかります。
なぜなら、私も『FP1級を取るメリット・デメリット』の情報に右往左往した人間のひとりだから。
どれぐらい右往左往したというと、
巷のFP1級のデメリットを言い訳に1回勉強をやめる
↓
言い訳してる自分がカッコ悪くて、再挑戦
↓
FP1級に完全合格してメリットを実感している最中
と言った具合に、メリット・デメリットの両方の体験者です。
そんな私が、『FP1級取ったら人生が変わる』メリット・デメリットを徹底解説していきます。
- FP1級を取ったら本当に人生が変わるかどうか体験談
- FP1級を取ったら人生が変わる理由
- FP1級を取る真実のメリット
- FP1級を取るデメリットをめぐるウソ
この記事を書いた人名前:ゆう
- おさぼりFP1級専門家
- 最初、FP1級をどのブログ記事にも書いてある王道の方法で勉強する
→プライベートを犠牲にして4ヶ月勉強しても何の成果もない
→一回完全にあきらめる
- 自分に合った勉強方法で再スタート
→“おさぼり勉強法”確立
→学科勉強中でも旅行・イベント参加する
→実技試験前日にコロナの予防接種
→行きたい所、やりたいことをやって完全合格‼︎>>やりたいことをしながら受かる“おさぼりFP1級勉強法”はこちら
※自分に合った教材で無理なく余暇を楽しみながらFP1級を勉強する方法を学べる教材(期間限定0円)付き
目次
「FP1級で人生が変わる」話をする前に話さなければいけないこと
それは、
「FP1級は役に立たない」と言ってる人間の99%がFP1級を持ってない
ということ。
「FP1級取ったけど、役に立ってない」と書いてある記事に出会ったことがないです。
それどころか学科試験すら受けてない人間が「自分知ってます」感を出して書いてます。
これ、おかしいと思いませんか?
お店の口コミとかで言ったら、
- 食べてもいない料理の文句をアレコレ言ったり
- 行ってもないお店をけちょんけちょんに言ったり
してるのと全く同じことをやってますからね。
合格者としてはデメリットを言いたいなら、
せめて、受験票持って学科試験会場に行ったぐらいはして欲しいのが本音です。
「FP1級で人生が変わる」ってホント?
たった一つ資格取ったからって、人生変わるなんて大袈裟じゃない?
って思うかもしれませんが、これは本当。
「FP1級を取ったら人生が変わる」
FP1級を取った人でこの意見に同意しない人はいないはず。
では、人生を変える『FP1級を取るメリット』について説明していきます。
『FP1級を取るメリット』って何?
FP1級合格者が上げるメリットは次のとおり。
- 「知識」という財産を手にできる
- 正しい情報にアクセスできる
- 将来やお金に対する漠然とした不安がなくなる
- 社会保障、税制について苦手意識がなくなる
- 自分が有利になるように社会制度をフル活用できる
- 知らないと搾取される一方の状態から、自分や大切な人を守ることができる
- 周りから「スゴイ人」認定される
- 社会的な信用が上がる
- 理不尽な難易度をクリアしたことで挑戦へのハードルが下がる
ただ、「これで人生変わるの?」と思ってるあなた。
「進◯ゼミの漫画」の主人公ばりに人生が変わります。
メリット1 『「知識」という財産を手にできる』
FP1級に合格すると普段から勉強することが習慣づき、「知識」という財産を手にします。
「知識は財産」? 何、意識高い系のこと言ってんの?
と思うあなたもいるでしょう。
でも、ここが始まりです。
これが無いと、これ以降のメリットを一切受け取ることができません。
まず、社会人が勉強習慣を持つことでどれだけ周囲と差がつくのかをお話しします。
次のデータを見てください。
- 社会人の勉強時間は1週間で平均7分。
→これは勉強している人とまったく勉強していない人との平均値です
- 勉強している人の勉強時間の平均は週全体で123分
- 約96%の社会人は勉強時間0(ゼロ)
→勉強時間の平均が極端に少なくなる原因
勉強習慣があるだけで96%の社会人に圧倒的な差をつけられる。
もう一回言います。
96%の社会人に差をつけることができるんです。
1年も経たないうちに周囲とは比較にならない「知識持ち」になる。
知識を持つことで周りから頼られますし、
自分が社会人として生きていくにも圧倒的に有利になります。
「知識」は誰にも奪われることのない財産。
しかも、どれだけでも増やすことができます。
メリット2 『正しい情報にアクセスできる』
昨今、巷にある情報は玉石混合で、発信媒体はどんどん増えていく。
そんな中で、FP1級を取れば正しい情報にアクセスできるようになります。
なぜなら、FP1級を取ると情報に対する感受性が高くなるからです。
それに加えて、
見聞きした情報の
- 情報源を確認する
- 複数の媒体で内容を確認する
ようになります。
FP6分野は改正が多いので勉強する内に、
- 関連情報を収集する
- その情報が正しいのかチェックする
癖がつくからです。
今はあれこれと様々な媒体で色んな情報が入ってきますが、その中で、
- 自分が知っておくべきこと・知りたいこと
- 社会人として知るべき社会制度や税制
- 情報源を確認した方がいい情報
情報多過の現代社会で、このスキルはますます重要になっていきます。
メリット3 『将来やお金に対する漠然とした不安がなくなる』
FP1級に合格して「知識」という財産を持つことで、
- 将来
- お金
について、
- 困った時にどんな社会制度を使えるのか
- 自分のライフプランにどれだけのお金が必要か
わかるので、
自分の将来にどれだけのお金が必要…?
老後までにいくら貯めなきゃダメかな…
といった漠然とした不安がなくなります。
最近、『貯蓄から投資へ』ということで、
「新型NISA」が話題になっていますが、
なんかよくわかってない人は、
「iDeCo」か「新型NISA」で
インデックスファンドを買っておけばいい
の情報を鵜呑みにして、わからないことに蓋をしてませんか?
「これを買っておけば、大丈夫!」なんて、
今時、そんな雑な説明は詐欺師でも言いませんよ。
正しい知識を持つことで、
- あやふやな情報に惑わされない
- 漠然とした不安から解放される
心の安定を得ることができます。
メリット4 『社会保障、税制について苦手意識がなくなる』
FP1級に合格したら、自分はもちろん、周囲の人の苦手意識を取り除くことができます。
社会人として生活する上で、
に関わらずに生きることは不可能。
しかし、非常に取っ付きにくい分野でもあります。
どちらの制度も、
- 制度の継ぎ足しでやたら複雑怪奇
- 説明は読ます気ゼロのお役所構文
と、一般人お断り感をビシバシ出す始末。
でも、社会保障も税制も
知識の有無で受けられる利益に圧倒的な差が出ます。
例えば、社会保障のひとつである雇用保険。
失業保険は、
- 自己都合で退職したら、1年間働いていないともらえない
のは、知っている人も多いと思います。
しかし、
- 自己都合の退職でも、6ヶ月働いていればもらえる場合もある
(例:家庭の事情が急変したことによる離職)
この知識の有無で退職後の生活が相当変わるのは、誰の目で見ても明らかだと思います。
FP1級を取ると、
社会保障や税制度の概要や要点に詳しくなるので、苦手意識がなくなります。
目まぐるしく変わる社会保障・税制について、
何の制度のどこが変わるのか把握できるので、
わからない不安もなくなります。
何なら、人に教えられるレベルまで理解できるようになります。
現代日本で生活する上で、『社会保障・税制に苦手意識がない』
このアドバンテージはでかいです。
メリット5 『自分が有利になるように社会制度をフル活用できる』
社会制度をフル活用することで「小金持ち」にキャリアチェンジすることができます。
日本の社会制度は、申請主義。
言わなければ、利益を得ることができません。
自分から出入りするお金を、
急に増やす・減らすのは難しいですが、社会制度は知っていれば申請が可能。
正しく申請すれば、ちゃんと払い過ぎた分が返ってきます。
会社勤めの場合、「年末調整があるから確定申告は不要」と思っていると、損をしてるかもしれません。
- 1年間に医療費が10万円を超えないと申告できない
- 医療機関の受診が多い人向けの制度
- 健康の保持増進や疾病予防についての一定の取組をして
- 1年間でOTC医薬品を1万2千円以上購入した場合に利用可能な
- ドラックストアなどで医薬品購入が多い人向けの制度
- 令和8年12月31日までの医療費控除の特例
通常の医療費控除かセルフメディケーション税制かどちらかを選択して申告。
(両方申請することはできません。どちらの制度を使うか選ばなければいけません)
場合によっては、通常の医療費控除を使うよりこちらの制度の方が還付金が多いことも。
FP1級に合格することで、
- どんな社会制度があるのか
- その中で自分にとってより有利なものを選ぶ
ことができるようになります。
メリット6 『知らないと搾取される一方の状態から、自分や大切な人を守ることができる』
FP分野について「知っているだけ」でも、
搾取される一方の状態から抜け出すことができます。
今でさえ
- 止まる気配のない物価高
- 進む一方の円安
- 爆上がりする社会保険料に税金
で大変なことになっていますが、今後この状況が改善する見込みはゼロ。
これからも社会制度や税制は猛烈に変化して、ちょっと聞き齧った程度の知識では、確実に振り落とされるのは目に見えてます。
これらの分野で、
でもFP1級を持っていれば、
- 社会保障
- 投資
- 税制
- 不動産
- 相続
そして、あらかじめ搾取に対する準備ができるので、自分にも大切な人にも費用的・精神的に余裕が生まれる状況に。
プラス、何かあった時に取れる選択肢も増えます。
- 有利な社会制度をフル活用できる
- 知らないと取られたことも気付けない財産を守れる
ので、ライフプランの相当部分で搾取されるだけじゃなくなります。
あなたは「介護保険」って、知ってますか?
40歳以上の人が納める社会保険料の
ひとつで
- 勤め人:給与・賞与から天引き
- 自営業:国民健康保険料に上乗せで徴収
されます。
受けられる保険給付は何かと言うと、
要介護状態になったら、介護サービスが利用できる
※年齢によって条件が異なりますが、その説明は割愛します。
詳しくはこちらをどうぞ。
ここで大事なのは、この介護保険料を納めている人間なら、
- 大富豪だろうと
- ワーキングプアだろうと
所得状況に関係なく要介護状態になって申請をすれば、介護サービスの利用ができます。
もう一回、言います。
所得状況に関係なく、条件に該当したら申請すれば、介護サービスを受けられます。
ただし、『自分で申請したらサービスの利用ができる』
なんでこんなことを書いているのかというと、
- この制度を知らなかった
- 誰からも教えてもらえなかった
(その人に教えなかった理由は「有名な人に教えるのは失礼だと思った」いう訳のわからないもの)
ために、
- 10年間もの間、介護費用を現金で実費を支払い続け
- 果てには“貧困妄想”に陥り、不動産を売却する
までになってしまった有名人家族が実在します。
こんな話、有名人だけでしょう?
とお思いのあなた。
一般家庭でも介護保険制度を知らない場合、十分にあり得る話なんです。
昨今の社会情勢の中で「余裕を持って選択肢を検討できる」のは、何よりも大きなアドバンテージ。
メリット7 『周りから「スゴイ人」認定される』
FP1級に合格したら周りから「スゴイ」って言われます。
金融、保険、不動産業界にいる人なら、
『FP1級』について知っているので、「スゴイ」って言ってくれます。
それ以外の業界の人でも、
「合格率10%の試験に受かりました!」と言えば、
どんな試験かよく知らなくても「スゴイ」って言ってくれます。
それが一体何になるの? 「スゴイ」って言われるだけじゃない。
社会人になってから、自分の勉強の成果を他人に誉めてもらう。
これ、中々経験できないことだと思います。
他人に誉めてもらえると嬉しいし、励みになる。
自然と「これからも頑張ろう」って思えます。
それにFP1級の場合、持っている人が医者と同じくらいの人数なので、『医者と同じレアキャラになれた』と自信にもなります。
メリット8 『社会的な信用が上がる』
FP1級は国家資格。
取ったら一生モノの資格です。
- 国家資格という信用
- 自分の知識に国家がお墨付きを与えた事実
- 1級を取っている信用
(最高位を取っている信用)
以上の点から、社会的な信用が上がります。
また、日常生活でも、自分の知識で
- 周囲の人の相談に乗る
- 周囲の人の役に立つ
ことで、周囲と信頼関係を築くことができます。
社会的信用は、仕事をする上でも人と付き合う上でも、あるに越したことはないです。
メリット9 『理不尽な難易度をクリアしたことで、挑戦へのハードルが下がる』
FP1級に合格すると、何か始める時の「初めの一歩」へのハードルがグッと下がります。
どんな試験も合格したら自信がつくんですが、
FP1級の場合、特に
- 試験範囲がひたすら膨大
(しかも出る問題は重箱の隅の所) - 市販教材が不親切極まりない
(わかりやすいものが皆無) - 周囲に同じ試験を受ける人がいない
(わからないことを聞くにはSNSに頼る他ない)
といった資格試験の苦労をフルコンプリート。
それを乗り越えて、合格するので自信がつく。
「これができたなら、他のこともできる」と。
私もFP1級に合格していなかったら、
- 子供の頃に憧れた絵画教室に大人になってから入る
- ブログでFP1級試験の情報を発信する
- 迷ったら「やってみよう」と考える
なんてことはできませんでした。
FP1級合格者が口を揃えて「人生が変わる」という理由
についてまとめると、
の3つにまとめることができます。
よく聞くFP1級デメリットの7つのウソ
FP1級挑戦しようか迷ってるんだけど、「役に立たない」って聞くし…
さて、よく言われるFP1級のデメリットは次の7つ。
- 問題が難しすぎて、私生活が勉強一色になる
- 独占業務がない
- 資格を取得していなくても「ファイナンシャルプランナー」は名乗れる
- 仕事(業務)で使えない
- 就職・転職の役に立たない
- 収入がアップするわけではない
- むしろ金銭的なコストがかかる
とか言われてますが、
これ全部「ウソ」だって証明します。
ウソ1 『問題が難しすぎて、私生活が勉強一色になる』
自分語りになっちゃいますが、
おさぼりしながらでもFP1級に合格できます。
学科試験勉強中に
- 平日でも余暇時間を最低1時間は確保
- 家族と一泊二日の旅行に行く
- 試験3日前に推しのオンラインイベントに参加
実技試験前日に
- 新型コロナのワクチン接種に行く
上記を全部やって、
私はFP1級に完全合格しています。
そもそも「勉強が難しい」「私生活が勉強一色になる」のは、
独学ブログの勉強方法で勉強しているからです。
- 解説が不親切な市販教材を使って
- プライベートの時間を犠牲にして
- 理解が降りてくるまで、修行僧のように勉強する
これ以外の勉強方法がネット上では皆無で、
この方法に適応できないと、
- FP1級の勉強を諦めるか
- 中途半端な勉強を延々と続けるか
の2択になってしまうからです。
「もっと詳しい勉強方法が知りたい!」というあなたは、
より具体的なノウハウを、こちらの記事から紹介しますので、見てみてください。
ウソ2 『独占業務がない』
「FP1級は役に立たない」と言われる大元の原因が、これです。
「FPだけができる業務がないから取るだけ無駄」ということ。
結論を言えば、
FPに求められるのは、かかりつけ医のように
『顧客の要望や悩みについてアドバイスをしたり、適切な専門家に繋げること』です。
FPだけで全ての問題解決することは最初から想定されていません。
これは他の士業資格でも同じです。
まず、「独占業務」とは何かと言いますと、
独占業務
法律でその資格を持つ者のみ行える業務が定められている資格
→例:弁護士、宅地建物取引士、社会保険労務士など
「FP1級取っても、FPだけが行える業務がないから無駄」というのが、デメリット支持者の言い分です。
これ、そもそも考え方が間違ってます。
FP協会の言葉を引用させてもらえば、
『FPとは、人生を豊かにする、家計のホームドクター』
であると言っています。
かかりつけ医のように、
「顧客の悩みや相談を聞いて、必要があれば専門家を案内する」のが、FPの仕事です。
また、独占業務をもつ士業であっても、
自分の専門外のことについては、他の専門家の協力が必要なのは、一緒。
それなのに、FPだけで問題解決できないから「役に立たない」というのは、FP技能資格についてよく知らない、的外れな意見です。
ウソ3 『資格を取得していなくても「ファイナンシャルプランナー」は名乗れる』
率直に聞きます。
財産や将来の相談を無資格者と有資格者のどちらに相談したいですか?
と聞かれて、『無資格者』を選ぶ人がどれだけいるでしょうか。
国家資格を持つことは、それだけで大きな後ろ盾になります。
FP1級を取るということは、FPとして働く上で、
必要な業務知識や技能などがあることを、
国家に検定されたことを意味します。
デメリット支持者の言い分は、
国家資格や民間資格を持っていなくても、
- FP業務をやる
- フィナンシャルプランナーを名乗る
ことはOKだから、取るだけ無駄。
確かに著名人の中にも、資格を取っていないのにファイナンシャルプランナーを名乗っている人もいるのが事実です。
(そういった人達の多くはデメリット支持者ですが)
では、
国家資格(FP◯級)、
民間資格(AFP/CFP)を取ったら何ができるかというと、
- (国家資格)◯級ファイナンシャル・プランニング技能士
- (民間資格)AFP/CFP
と名刺に表記することや名乗ることが可能。
え、それだけ。何の意味があるの?
とお思いでしょう。
たかが表記ですが、この表記で、
FPとして国家の検定をクリアするのに足る
必要な業務知識や技能を持つことを、意味するからです。
ウソ4 『仕事(業務)で使えない』
ゼネラリストや事務職の人間にとって、
- 自分が今まで業務で得た知識
- 自分の業務に関連する制度
についての理解度を網羅的に判断できる検定がある。
それに国のお墨付きをもらえる。
というのは、業務を行う上で励みになります。
なぜなら、ゼネラリストや事務職の仕事は、
- 幅広い分野に関わる反面、
- 自分の知識に自信を持ちづらい
特徴があるからです。
自分はこう理解して業務をやっているけど、合ってる? 間違ってない?
事務職をやっていると誰もが一度や二度はこう思うはず。
自分の知識に国のお墨付きをもらうことで、
自信を持って業務を行うことができます。
「FP各分野で報酬が貰えるレベルの専門知識を発揮しようと思ったら、他の専門職を頼らざるを得ないから、仕事で使えない。役に立たない」
というのがデメリット支持者の言い分ですが、
ウソ1にも書いた通り、FPに求められるのはかかりつけ医としての役割です。
特定の分野で報酬を貰えるレベル(=専門医)になりたいなら、FP1級を足掛りにその士業資格を取るのが一番手取り早い方法です。
その観点から見ると、
- 「自分が何の専門家になりたいのか」足掛かりになる
- 他の士業がどんな業務を独占しているかわかる
この2点でFP1級は有用な資格と言えます。
ウソ5 『就職・転職の役に立たない』
最初に言わなければならないのが、
「未経験業種からの転職者でも即採用するような資格なんてほぼ存在しません」
(技術系の資格ならば、話が変わりますが)
結局のところ、何の資格を持っているかより、
- 何の目的でその資格を取得したのか
- (就職時)得た資格を就職先でどう活かしたいのか
- (転職時)前職の経験とその資格をどう転職先で活かせるのか
この点が明確になっていないと、資格は就職・転職に役立つものにはならないです。
- FP1級
- 他の士業資格
どちらの資格でも、そこに違いはありません。
(繰り返しになりますが、技術系資格なら話は変わります)
未経験から士業資格を取って、士業事務所や企業士業者に転職しようと思っても、資格があるだけで採用になることはほぼないです。
それにちょっと考えて欲しいんですが、
新卒・既卒関係なく取ったら志望先に入れる資格なんぞが存在するとしたら、
それは資格試験ではなく、おそらく大学の必修科目になります。
ウソ6 『収入がアップするわけではない』
例え収入がアップしなくても、
FP1級を取れば、確実に使えるお金は増やせます。
なので、
実質的に収入がアップします。
あなたは、本当の「人生の三大支出」を知っていますか?
- 第1位:税金+社会保険料
- 第2位:住宅費
- 第3位:食費
第1位の税金+社会保険料は、平均して生涯収入の2割前後の額に相当。
もう一回言います。
税金と社会保険料で生涯収入の2割も持って行かれます。
恐ろしいことに、今の情勢で2割。
物価高、円高、小子高齢が爆速で進む現代日本で税金+社会保険料が減る未来を想像できる人はいないでしょう。
- 社会制度を申請することによる還付金
- ライフプランによる支出額の見直し
で、勤め先からの給与を増やすより簡単に使えるお金を増やせます。
特に、税金・社会制度については、
- 知らなければ、取られるだけ
- 知っていれば、毎年申請できる
ため、受けられるメリットが大きいです。
「食費」は削りすぎると体に不調を及ぼす。
「住宅費」はそう簡単に何回も引っ越しできない。
この2つの見直しはやりすぎると体の負担が大きいです。
ウソ7 『むしろ金銭的なコストがかかる』
これも、ひとつ聞きたいんですが、
コストなしで取った資格に何か価値を感じられますか?
資格に価値を感じたり、資格が評価されたりするのは、
資格を取らない人なら払わなくて済む
- 余暇を犠牲にした勉強時間という時間的コスト
- 支出が増える教材費・受験料という金銭的コスト
を払ってでも、「その資格が欲しい‼︎」という熱意を買ってもらっているんだと思います。
デメリット支持者が言いたいのは、結局、
他の士業とほぼ変わらない受験料を払っても、独占業務がない
ってことなんですよね。
独占業務については、ウソ1と2でもお話ししましたが、
FPはかかりつけ医の役割なので、専門医の仕事は想定外。
視点を変えてみると、FP1級は他の士業資格試験とほぼ変わらない受験料で、
FP6分野に関連する士業の要点を国の検定レベルで理解しているかどうかがわかる試験を受けられるってことです。
それが何の役に立つかと言われたら、
- 実生活で役立つ知識を国家検定に受かるレベルで身に付いている
- 自分の業務について横断的知識が身に付いている
(特にゼネラリストや事務職をしている場合)
- 自分が次に知識を習得したい分野への解像度が上がる
ということです。
どれも、「自分が次に何を学べばいいのか」を考える際に、重要な指標になります。
FP1級のデメリット論はどうして出てくるのか
FP1級という資格について、正しく理解してないことが原因です。
でも、これ、ある意味仕方がないことでもあります。
だって、「FP1級は役に立たない」と書いている人の中に、FP1級を持っている人がいないんですもん。
持ってないから正しく理解できてないし、それで記事を書いてしまっている。
ただ、この記事を読んだあなたは惑わされることなく、FP1級を取るかどうかを考えて、どうするのか選んでください。
「FP1級で人生が変わる」についてのまとめ
これまでの内容をまとめると、
- 社会保障や税制に苦手意識がなくなることで、社会制度をフル活用できる
- 知識を身につけることで、財産を守り、将来の不安から解放される
- 社会的信用が上がり、何かに挑戦することへのハードルが下がる
どれも、確実に人生を変えます。
小手先の「役立つ・役立たない」で
受けない選択を取った人間には、
絶対に味わうことのできない領域です。
「FP1級は役立たない」という意見は、
FP技能資格を正しく理解していないことが原因。
- 資格の成り立ちを正しく理解しないで、使えない資格と言っている
- 資格で得た知識の使い方を知らないで、使えない資格と言っている
- 他の士業資格も当てはまることをFP1級だけの欠点としている
FP1級を取るメリット・デメリットについて、疑問は解けましたでしょうか?
FP1級を取るメリットがわかれば、次はFP1級の勉強開始です。
試験範囲がべらぼうに広い上に、
難易度もめちゃくちゃな試験勉強になりますが、
おさぼりしながら合格できちゃう勉強方法があったりします。
もし、興味が湧きましたら、
下のボタンからLINEに登録してください。
忙しい社会人がやりたいことをしながら、行きたい所に行きながら、合格率10%のFP1級に完全合格した方法を公開しています。
FP1級と言えば「時間とプライベートを犠牲して、孤独に勉強する」のが当たり前と思われてますよね。
しかし、私は日々の余暇、やりたいことや行きたい所を一切我慢しないで合格する勉強方法を構築して、FP1級に完全合格しました。合格者達が口を揃えて言う「人生が変わる」メリットを享受する毎日を送ってます。
…などというと、「本当に合格してんの?」「地頭がいいだけでしょう」と思われるかもしれませんね。
ちゃんと完全合格している証拠に合格証書をお見せします。
地頭については、カッコイイ学歴も資格もスキルも持ってませんし、家でも職場でも要領が悪い人間です(胸を張って言うことでは無いですが)。最初は、FP1級学科の勉強を皆と同じような方法で勉強したけど、4ヶ月経っても一向に成果が出ない(テキストの半分も読めていない)状態で、完全に勉強することをあきらめました。
そんな人間が、おさぼりしながら完全合格して合格証書を手にできるんです。
イメージしてみてください。
家族との時間を犠牲にしないで、自分に合うベストの教材を使って、膨大な試験範囲を迷うことなく勉強できる。次の週末の予定を立てながらも、ちゃんと難易度の高い試験に合格する。
それを実現できるようにするのが、下記の"勉強法"です。
FP1級を取ったら、人生変わるって本当?
そんなにメリットがある資格には見えないけど…