取得費と維持費以外にも費用ってかかるのかな?
本記事では、
こういった疑問にお答えしていきます。
FP1級やCFPに限らず、
資格試験を受けるためには
受験手数料がかかります。
また、資格によっては
取得費や維持費がかかる場合もあります。
そのため、資格費用を把握しておかないと
思わぬ出費が発生するかもしれません。
でも、この記事を読んでいただければ
取得費や維持費、他にどういった費用がかかるか把握できます!
それでは、FP1級とCFPの各費用について解説していきます。
- FP1級試験でかかる費用
- CFP試験でかかる費用
この記事を書いた人名前:ゆう
- おさぼりFP1級専門家
- 最初、FP1級をどのブログ記事にも書いてある王道の方法で勉強する
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目次
FP1級とCFPの特徴について
費用について説明する前に、
FP1級とCFPの特徴をそれぞれ解説していきます。
FP1級ってどんな資格?
FP1級の資格には、以下の特徴があります。
- 厚生労働省に認定されている国家資格
- 有効期間は永久
上記の通り、国家資格のため、
日本国内でのみ通用する資格とも言えます。
CFPってどんな資格?
CFPの資格には、以下の特徴があります。
- 日本FP協会に導入されている民間資格
- 有効期間があり、2年ごとに更新が必要
上記の通り、民間資格ではありますが、
世界25カ国・地域で導入されている国際資格です。
(主な導入は北米、アジア、ヨーロッパ、オセアニア等)
そのため、数多くの国々で通用する資格とも言えます。
FP1級試験の費用について
FP1級の費用は受験手数料のみです!
そのため、他の費用(取得費・維持費等)は発生しません。
なお、受験手数料は4万円弱の費用がかかります。
(詳細は次の項でお伝えします。)
つまり、4万円弱の出費だけで、
- 更新手続き一切なし
- 維持費用まったくなし
で、一生「FP1級です!」と名乗れちゃいます!!
受験手数料はいくらかかるの?
FP1級の受験手数料は下記の通りです。
※振込手数料は受験生の負担となります。
試験種別 | 費用 |
---|---|
学科試験(きんざい) | 8,900円 |
実技試験(きんざい) | 28,000円 |
実技試験(FP協会) | 20,000円 |
2025年度試験日程・科目・受験手数料|一般社団法人 金融財政事情研究会
1級FP技能検定 試験要綱|日本FP協会
きんざい:学科と実技で支払い方法が違うの?
きんざいの受験手数料は、
学科と実技で支払い方法が異なります。
学科受験手数料の支払い方法
学科受験手数料の支払い方法は、
- クレジットカード支払い
- コンビニ支払い
- 銀行振り込み
の3種類です。
また、注意点として、
- 振込手数料は受験生の負担
のため、
9,000円ちょっとかかることになります。
(受験手数料8,900円+振込手数料)
支払い方法によって振込手数料が変わります。
振込手数料が最も安いのは、クレジットカード支払いです。
実技受験手数料の支払い方法
実技受験手数料の支払い方法は、
- 銀行振込のみ
(ATMでの支払い可)
です。
また、振込の際に、2つ注意点があります。
- 振込手数料は受験生の負担
- 氏名の前に「F12」と記入または入力する必要がある
(例えば「F12ヤマダ ハナコ」のようなイメージ)
ので、注意して振り込みたいですね。
FP協会:紙申請書とオンライン申込で支払い方法が違うの?
FP協会の受験手数料については、
書面(紙申請書)とインターネット(オンライン申込)で支払い方法が異なります。
書面申請の場合
書面申請時の支払い方法は、
- 銀行振り込みのみ
- 受験申請書に記載された金融機関への振り込みが必要
です。
また、注意しなければならないのが、
振込控は受験申請書に貼付が必要なので捨てない
ことです。
インターネット申請の場合
インターネット申請時の支払い方法は、
- クレジットカード払い(即時決済)
- コンビニ払い(受験申請締切日2日後まで支払い可能)
です。
24時間いつでも振り込むことが可能な、インターネット申請がおススメです!
より詳しい内容については、FP協会公式ホームページにてご確認ください。
CFPの費用について
ここではCFPの費用について解説します。
詳しくはこれから説明しますが、CFPの取得・維持にかかる費用は、FP1級取得費用の倍以上になります。
合格者(合格まで)と認定者(認定まで)で費用は違うの?
CFPは合格者と認定者で
かかる費用に違いがあります。
費用は7項目あり、表にすると次の通りです。
(各費用の詳しい説明は、後の項から順番に説明します。)
費用種別 | CFP合格者(①、②のみ) | CFP認定者(①~⑦まで) |
---|---|---|
①AFPの取得費・維持費 | 入会金:10,000円(初年度のみ) 会費:12,000円(毎年発生) | 入会金:10,000円(初年度のみ) 会費:12,000円(毎年発生) |
②受験手数料 | 6,600円~23,100円 | 6,600円~23,100円 |
③エントリー研修の受講料 | ー | 無料 |
④みなし実務研修費 | ー | 0円~87,000円 |
⑤登録料(取得費) | ー | 5,000円(初年度のみ) |
⑥CFPの会費(維持費) | ー | 8,000円(毎年発生) |
⑦継続教育費 | ー | 約5,000円~6,000円 |
随分と金額が違うけど、合格と認定で何が変わるの?
という方のために、
「合格者」と「認定者」の違いを説明しますね。
CFPにおいて、
- CFP試験6課目に合格した状態の人
- CFP試験6課目に合格+CFP認定手続きをした人
のことを言います。
合格者になるとどうなるの?
CFP合格者は、きんざいが実施している
「FP1級学科試験」に合格した扱いとなります。
そのため、FP1級合格を目指すだけなら
認定手続きはせずにCFP合格のみを目指せばOKです!
認定者になるとどうなるの?
CFP認定者=日本FP協会の会員のため、
日本FP協会の会員として、
以下のサービスを受けられます。
- 「FPジャーナル」を購読できる
- 「スタディグループ(SG)」に参加できる
- 「FPイベント」に参加し交流できる
そのため、有料ではありますが、
FPの最新知識を学ぶ機会を得られます!
合格者と認定者の違いまとめ
違いをまとめると、次の通りです。
特典・サービス | CFP合格者 | CFP認定者 |
---|---|---|
FP1級学科試験 | 合格扱い | 合格扱い |
サービス | 特になし | ・「FPジャーナル」 ・「スタディグループ(SG)」 ・「FPイベント」 |
費用種別 | CFP合格者(①、②のみ) | CFP認定者(①~⑦まで) |
---|---|---|
①AFPの取得費・維持費 | 入会金:10,000円(初年度のみ) 会費:12,000円(毎年発生) | 入会金:10,000円(初年度のみ) 会費:12,000円(毎年発生) |
②受験手数料 | 6,600円~23,100円 | 6,600円~23,100円 |
③エントリー研修の受講料 | ー | 無料 |
④みなし実務研修費 | ー | 0円~87,000円 |
⑤登録料(取得費) | ー | 5,000円(初年度のみ) |
⑥CFPの会費(維持費) | ー | 8,000円(毎年発生) |
⑦継続教育費 | ー | 約5,000円~6,000円 |
次の項から上記の①~⑦を
順番に解説していきます。
①AFPの取得費・維持費はいくらかかるの?
AFPの取得・維持費は下記の通りです。
- 取得費として入会金10,000円(初年度のみ)
- 維持費として会費12,000円(毎年発生)
②受験手数料はいくらかかるの?
CFPの受験手数料は、受験する課目数で変動します。
具体的には、
- 1課目あたり6,600円
- 2課目以上同時に出願する場合、1課目追加するごとに3,300円
の費用がかかります。
表にすると、次の通りです。
受験する課目数 | 費用 |
---|---|
1課目 | 6,600円 |
2課目 | 9,900円 |
3課目 | 13,200円 |
4課目 | 16,500円 |
5課目 | 19,800円 |
6課目 | 23,100円 |
なお、CFP試験は、
- 年に2回(6月と11月)実施していて、
- 自分で受験できる課目数を選択できる
という特徴があります。
FP1級学科は6分野を問答無用で
午前2時間半、午後2時間半ノンストップで
解き続けることになりますが、
CFPは自分で受ける課目数を選択することができます。
そのため、
確実に1課目ずつ刻んでいくことも、
6課目一気に受けることもできます。
1課目ずつ受験すると、
- 6,600円 × 6課目 = 39,600円
2課目ずつ受験すると、
- 9,900円 × 6課目 = 29,700円
3課目ずつ受験すると、
- 13,200円 × 2課目 = 26,400円
…
全6課目を一気に受験すれば、23,100円で最安になります。
ですが、1回で全6課目を受験するのはお勧めしません。
なぜなら、
全6課目一発合格の人の合格率は、10%前後。
FP1級学科試験の合格率とほぼ変わらないからです。
そのため、CFP試験で全6分野を一気に受ける受験生は、全受験生の約1〜2%程度です。
多くの受験生が、何課目かずつに刻んで受験をします。
そう言われると、
じゃあ、何課目ずつ受けるのがベストなの?
と疑問が出てくると思います。
個人的な意見になりますが、
- 時間をかけても、確実に合格したいなら、
- 2課目ずつ受験
- 早くFP1級実技までたどり着きたいなら、
- 3課目ずつ受験
が懐の具合的にも、
無理なくCFP試験を進めていけるペースだと思います。
③エントリー研修の受講料はいくらかかるの?
エントリー研修の受講料は無料です。
無料なのはいいけど、エントリー研修って何をするの?
エントリー研修は「FP実務の基礎やルール」を学ぶための講座です。
- 全6課目合格者を対象に
- 年に2回(7月下旬と12月下旬)
- CFP試験の合格発表後
に実施しています。
④みなし実務研修費はいくらかかるの?
※本項目以降(④~⑦)は、CFP認定者になるために必要な費用です。
CFPのみなし実務研修費は、
「実務経験が通算3年以上あるかどうか(※1)」で変動します。
- 実務経験が3年以上なら研修費は0円
(みなし実務研修を受けないため) - 実務経験が3年未満なら研修費は最大87,000円
(みなし実務研修を受けるため)
実務経験については、
- 全6課目合格日の10年前~CFP®資格認定日までに
- 通算で3年以上
の実務経験が必要です。
みなし実務研修って何なの?
みなし実務研修って何なの?最大87,000円ってどういうことなの?
と疑問を持たれるかと思います。
みなし実務研修とは、
CFP資格の取得要件である「実務経験3年以上」を満たすための研修です。
- 1日の講義時間は6時間
- 1シリーズ(2日間)の受講で1年分の実務経験
とみなされます。
つまり、6日間(2日×3回)の受講で
「実務経験3年以上」の要件を満たせます。
ただし、各研修が一連のプログラムのため、1日単位での申込みはできません!
6日分受験することになります。
1シリーズ(2日間)でいくらかかるの?
研修費は1シリーズ(2日間)につき29,000円かかります。
そのため、実際にかかる研修費は
3シリーズ(6日間)の合計87,000円です。
また、3シリーズセットで受講できます。
その場合は3,000円の値引きとなり、
全6日間で84,000円です。
研修費についてまとめると、
下記の通りになります。
実務経験の年数 | 費用 |
---|---|
3年以上 | 0円 |
3年未満(3シリーズセットで申し込んだ場合) | 84,000円 |
3年未満(3シリーズセットで申し込まない場合) | 87,000円 |
⑤登録料(取得費)はいくらかかるの?
CFPの登録料は5,000円です。
なお、登録料は初年度のみかかります。
⑥会費(維持費)はいくらかかるの?
CFPの会費は毎年8,000円かかります。
なお、年会費の振込期限は
入会月の翌月下旬です。
※支払い方法は口座からの自動振替のみ
年会費って、払い忘れたらペナルティとかあるのかな?
と不安になる方のために、
念のためお伝えしておきますね。
振込期限までに支払えなかった場合、
CFP資格は失効(AFP認定者に移行)してしまいます。
お伝えした通り、年会費は自動振替のため
支払い忘れることは無いかと思います。
ただし、口座の凍結や残高不足等により
自動振替ができない場合も考えられます。
もし自動振替ができなかった場合は、
振込用紙がご自宅に届きますので、
期限までに支払いを済ませましょう。
⑦継続教育費はいくらかかるの?
CFPでかかる継続教育費は
認定教育機関ごとに変動します。
おおよその費用にはなりますが
2年ごとに5,000円~6,000円かかります。
継続教育費って何なの?
2年ごと?そもそも継続教育費って何?
という方のために、
継続教育費について説明しておきますね。
継続教育費を簡単に説明すると、
資格更新手続きに必要な勉強費用です!
CFPの場合は
- 更新期間である2年ごとに
- 30単位以上の教育単位を取得
する必要があります。
教育単位って何?
教育単位は、必須課目と選択課目を合わせて30単位取得する必要があります。
必須課目:
- FP実務と倫理
- 取得単位数:2単位以上
選択課目:
- 必須課目以外(FP6分野)から3課目以上
- 取得単位数:28単位以上
※図解で見るとこのような形です。
費用は変動するの?
冒頭でお伝えした通り、
費用は認定教育機関ごとに変動します。
例えば資格対策ドットコムの場合は、
30単位(15単位×2)で5,280円の費用がかかります。
※2024年10月時点の費用です。
FP1級・CFPの各費用まとめ
これまでの内容をまとめると、
次のようになります。
- 下記の受験手数料のみ(取得費・維持費等はかからない)
- 振込手数料は受験生の負担
試験種別 | 費用 |
---|---|
学科試験(きんざい) | 8,900円 |
実技試験(きんざい) | 28,000円 |
実技試験(FP協会) | 20,000円 |
※CFP合格者と認定者でかかる費用は異なる。
CFP合格者にかかる費用は以下のとおり
費用種別 | CFP合格者(①、②のみ) |
---|---|
①AFPの取得費・維持費 | 入会金:10,000円(初年度のみ) 会費:12,000円(毎年発生) |
②受験手数料 ※詳細は下図参照 | 6,600円~23,100円 |
- 受験手数料
受験する課目数 | 費用 |
---|---|
1課目 | 6,600円 |
2課目 | 9,900円 |
3課目 | 13,200円 |
4課目 | 16,500円 |
5課目 | 19,800円 |
6課目 | 23,100円 |
忙しい社会人がやりたいことをしながら、行きたい所に行きながら、合格率10%のFP1級に完全合格した方法を公開しています。
FP1級と言えば「時間とプライベートを犠牲して、孤独に勉強する」のが当たり前と思われてますよね。
しかし、私は日々の余暇、やりたいことや行きたい所を一切我慢しないで合格する勉強方法を構築して、FP1級に完全合格しました。合格者達が口を揃えて言う「人生が変わる」メリットを享受する毎日を送ってます。
…などというと、「本当に合格してんの?」「地頭がいいだけでしょう」と思われるかもしれませんね。
ちゃんと完全合格している証拠に合格証書をお見せします。
地頭については、カッコイイ学歴も資格もスキルも持ってませんし、家でも職場でも要領が悪い人間です(胸を張って言うことでは無いですが)。最初は、FP1級学科の勉強を皆と同じような方法で勉強したけど、4ヶ月経っても一向に成果が出ない(テキストの半分も読めていない)状態で、完全に勉強することをあきらめました。
そんな人間が、おさぼりしながら完全合格して合格証書を手にできるんです。
イメージしてみてください。
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それを実現できるようにするのが、下記の"勉強法"です。
FP1級/CFPってどれくらいの取得費と維持費がかかるの?