
面接の流れってどんな感じ?
この記事では、
FP1級の面接に関する疑問についてお答えします。
面接って筆記と違って、対面なので緊張しますよね。
筆記に比べて面接は人生で経験することも少ないですし…
本文では、FP1級の面接の内容や流れについて詳しく解説しています。
この記事を読んで自信をもって面接に挑みましょう!
- FP1級の面接の流れについて
- FP1級の面接で聞かれることについて
- FP1級の面接を受ける際の注意点
この記事を書いた人名前:ゆう
- おさぼりFP1級専門家
- 最初、FP1級をどのブログ記事にも書いてある王道の方法で勉強する
→プライベートを犠牲にして4ヶ月勉強しても何の成果もない
→一回完全にあきらめる
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目次
FP1級の試験形式について

FP1級試験では2級や3級と同様に、
学科と実技の両方を受けます。
なお、2級と3級では学科と実技を同日に受けますが、
1級では学科に合格した後、実技を受験するのは別日です。
また、実技試験の形式は以下の通り。
きんざいとFP協会で異なります。
- きんざい:面接形式
- FP協会:筆記形式
ここでは面接について解説していきますが、
FP協会で実施している筆記について知りたい方は、
こちらの記事をご確認ください。

どちらの形式で受けても良いので、自分の好きな方を選びましょう!
面接の試験範囲や合格率について

面接の内容や難しさは、どのくらいなのでしょうか。
試験範囲や合格率について、詳しく解説します。
試験範囲
- PartⅠ:相続・事業継承
- PartⅡ:不動産
試験内容はPARTⅠとPARTⅡがあり、
受験生は、PARTⅠとⅡの両方の面接試験を受けなければなりません。
また、PARTⅠとⅡは順不同で、
直前にどちらの問題から面接するかを紙で渡されます。
審査項目は、次の4つ。
- 関連業法との関係や職業上の倫理を踏まえたファイナンシャル・プランニング(40点)
- 顧客のニーズ・問題点の把握(60点)
- 問題解決策の検討・分析(60点)
- 顧客の立場に立った対応(40点)
合格点
配点は、1回目・2回目ともに各100点の200点満点で、
合格は合計120点以上。
つまり、6割取れば合格ですね。
合格率
2025年2月の合格率は83.25%。
学科試験の2025年1月の合格率は16.81%なので、
学科試験よりも高い合格率です。
受験資格と申込み方法、受験料について

受験資格と申込み方法、受験料について、解説します。
受験資格
面接を受験できる資格は、
- 1級学科試験の合格者
- 日本FP協会のCFP認定者
- 日本FP協会のCFP資格審査試験の合格者
- 「FP養成コース」修了者でFP業務に関し1年以上の実務経験を有する者
です。
より詳細な情報は、
きんざいのHPでご確認ください。
申込方法
申込み方法は、受験資格によって異なります。
- 1級学科試験の合格者
- 日本FP協会のCFP認定者
- 日本FP協会のCFP資格審査試験の合格者
- 「FP養成コース」修了者でFP業務に関し1年以上の実務経験を有する者
きんざいから郵送で受験案内が送られてきます。
(学科合格者は何もしなくても自動で届く)
この段階で、
- 受験地(学科試験で希望した受験地)
- 試験日
- 試験会場(受験地と試験日で決まる)
が指定されています。
自分で受験申請しなければなりません。
①きんざいのHPから受験申請書を入手
(常に申請書を入手できる訳ではないので注意)
⬇︎
②次の書類を郵送できんざいに送る
・必要項目を記入した申請書
・受験手数料の振込を証明する書類
(振込金受取書または利用明細(コピー可))
受験料
受検手数料は28,000円(非課税)とかなりの高額。
なお、振込方法は銀行振込のみです。
※手数料は受験者負担
※振込の際は氏名の前に「F12」と記入または入力する
開催場所と試験日程について

開催場所と試験日程について、説明します。
開催場所
試験の実施場所は、
東京・名古屋・大阪・岡山・福岡。
受験できるのは5地域と、かなり限定されています。
また、受験地の選択方法が受験資格によって異なるもの特徴です。
- 1級学科試験の合格者
- 日本FP協会のCFP認定者
- 日本FP協会のCFP資格審査試験の合格者
- 「FP養成コース」修了者でFP業務に関し1年以上の実務経験を有する者
・学科試験時に選択した受験地で、
・送られてきた受験申請書に書かれた日程で、
実技試験を受験することになります。
・受験申込時に選択した受験地で、
(受験地を選択すると自動的に受験日が決まる)
実技試験を受験します。
①~④どの方法でも、受験会場を選択することはできません
試験日程
学科試験と実技試験のスケジュール感は次のとおり。
- 学科1月試験合格→6月の実技試験受験
- 学科5月試験合格→9月の実技試験受験
- 学科9月試験合格→2月の実技試験受験
学科試験の合格発表後、あまり間を置かずに実技試験の申込が始まります。
面接ではどんな注意点があるの?


面接の時に注意することってある?
ここからは、この質問に答えていきます。
どんな服装でいけばいい?
男女ともに「スーツ姿」が無難。
試験内容が『FPとして顧客の問題に提案する』ケーススタディのため、
FPとしてお客さんの前に出て恥ずかしくない格好をして試験を受けましょう。
きんざいも「試験の性格上、華美またはラフな服装にならないよう注意してください」
と言っています。
持ち込めるものは?
実技試験中は待機中も含めて、電子機器の使用はNGです。
待機中の自習で、紙媒体の参考書等はOK。
普段スマホやタブレット使って勉強している人は、
試験会場に持ち込みたい内容を事前に印刷しておきましょう。
なお、受験案内に書いていないですが、
学科試験時に使った電卓は持参しましょう。
面接試験の内容を書かれた紙を読み込む15分の間、
・所有不動産の見込み額
・株価の計算
などの計算問題は計算して、
用紙に答えを書いておいた方がいいです。
面接中に暗算することがないように準備しておきましょう。
面接の対策について


ぶっつけ本番は緊張するから、
なにか対策できることがあれば知りたいな。
ここでは、面接の対策について解説していきます。
実技試験の審査項目とその対策について
試験範囲の項目でも解説しましたが、審査項目は次の4つです。
- 関連業法との関係や職業上の倫理を踏まえたファイナンシャル・プランニング
- 顧客のニーズ・問題点の把握
- 問題解決策の検討・分析
- 顧客の立場に立った対応
それぞれの項目の対策について、以下に詳しく解説します。
- FP関連業法に抵触せずにFPができることを把握する
- FP職業倫理は丸暗記
- 自分が特に注意すべきと考える倫理項目について説明できるようにする
- 参考書や過去問を活用し、顧客のニーズを考える練習をする
- 演習問題などで顧客の問題点が何かを探し出せるようにする
- 過去問を分析し、悩みに対してどのような解決策が提案できるか把握する
- 資産運用や税制、相続対策などの専門知識を深める
- 複数のシナリオを想定して提案内容を比較する練習をする
- 面接では聞かれたことに答えることを意識する
(自分の意見を話し過ぎない) - 聞くことや説明する内容を、15分間で簡潔にまとめられるようにする
- 解決策を相手に分かりやすく説明できるように練習をする
- 演習問題や合格者の声を参考に、顧客の立場に立った対応とは何かを考える
必ず聞かれる質問
実は、必ず聞かれる質問があります。
事前に把握してしっかりと対策を立てておきましょう!
- 最初に聞かれる質問:この設例の問題点の整理
- 最後に聞かれる質問:ファイナンシャルプランナーとしての職業倫理
- 最初に聞かれる質問:顧客に確認すること、FP自身が確認すること
- 最後に聞かれる質問:FP分野関連士業と関連法規
面接対策の教材
面接の対策のための教材としてTAC出版の

があります。
・PartⅠ、PartⅡともに10事例ずつ掲載
・設例に対する提案例と具体的な解説あり
面接の流れについて


面接ってどんな流れなんだろう?
面接は、以下の流れで進みます。
説明・待機
10~20名程度が控室に集められ要領説明をうけ、
説明が終わったら控室で面接の順番を待ちます。
設例課題を読む(約15分)
名前を呼ばれたら、待機室後方の机に移動し、
15分の間に渡された設例課題を読みます。
この時点で、面接内容がPARTⅠかPARTⅡのどちらかわかります。
なお、設例用紙にメモができ、メモした用紙は試験室に持ち込めます。
面接(約12分)
15分立つと試験室へ移動し、1回目の面接が始まります。
面接は受験者1人、面接官2名で行われ、1回の面接時間は約12分。
終了
1回目の面接が終了したら待機室に戻り、2回目の面接まで待機です。
2回目の面接も②と③の流れと同様に進みます。
自分の面接が終了しても、
他の受験生が終了するまでは終わらないため、半日の長丁場です。
まとめ

今回はFP1級の面接について解説しました。
これまでの内容をまとめると、次のとおり。
- 面接形式はきんざいの実技試験で実施
- 試験範囲は「相続・事業継承」「不動産」の2分野
- 6割取れば合格、合格率は約80%
要領説明を受け、試験開始まで待機
待機室後方の机に移動し、設例課題を読む(約15分)
面接(約12分)
1回目の面接終了
2回目の面接も②と③の流れで進む
- 服装はスーツ姿が無難
華美またはラフな服装にならないよう注意 - 待機中も含め、電子機器の使用は禁止
試験会場では紙媒体のみ閲覧可能 - 学科試験時に使った電卓は持参すると便利
忙しい社会人がやりたいことをしながら、行きたい所に行きながら、合格率10%のFP1級に完全合格した方法を公開しています。
FP1級と言えば「時間とプライベートを犠牲して、孤独に勉強する」のが当たり前と思われてますよね。
しかし、私は日々の余暇、やりたいことや行きたい所を一切我慢しないで合格する勉強方法を構築して、FP1級に完全合格しました。合格者達が口を揃えて言う「人生が変わる」メリットを享受する毎日を送ってます。
…などというと、「本当に合格してんの?」「地頭がいいだけでしょう」と思われるかもしれませんね。
ちゃんと完全合格している証拠に合格証書をお見せします。
地頭については、カッコイイ学歴も資格もスキルも持ってませんし、家でも職場でも要領が悪い人間です(胸を張って言うことでは無いですが)。最初は、FP1級学科の勉強を皆と同じような方法で勉強したけど、4ヶ月経っても一向に成果が出ない(テキストの半分も読めていない)状態で、完全に勉強することをあきらめました。
そんな人間が、おさぼりしながら完全合格して合格証書を手にできるんです。
イメージしてみてください。
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FP1級の試験って面接があるの?