【完全攻略】FP1級勉強方法|さぼりながら難関試験を合格するロードマップ完全公開

1番効率よくFP1級に受かる方法を知りたい

1級学科試験の勉強方法って、どの記事も同じことしか書いてない…

1級学科の勉強を始めてみたけど、テキストも問題集も全然わからない…

実際に1級学科試験の勉強を始めると、こんな悩みが出てきませんか?

  • 勉強方法を調べても、どの記事も似たような内容しか出て来ない
  • テキストや問題集がわかりにくいのに、それしかない
  • 時間だけが溶けていき、このまま勉強を続けて合格できるのか不安

こんなややこしいFP1級の試験にサクッと合格できる人は、雲の上の人なんて思ってませんか?

それ、完全な誤解です。

私のような何の資格も持ってないただの事務職員でも、サクサク無理なく合格できます!

ただ、肝心のその方法がわかりませんよね。
勉強の進め方?勉強のやり方?教材の使い方?

なぜなら、“試験範囲が広大で出る問題も難しい”から。

ゆう

今回紹介する勉強方法で、

難しいと頭を抱えることなく、毎日自分の時間を楽しみながら完全合格しました。

そんな1級学科勉強の一般論とは真逆の勉強方法を紹介します!

この記事では、1級学科に合格するためにやるべき勉強方法を説明します。

この記事を読んでわかること
  • 1級学科を合格するために絶対やってはいけない勉強方法
  • 1級学科に合格するためにすべき勉強方法
  • やりたいことをしながら学科試験に合格する具体的な勉強のやり方
  • 自分の時間はキープしながら合格するFP協会実技試験の勉強のやり方
この記事を書いた人

名前:ゆう

>>詳しいプロフィールはこちら

>>やりたいことをしながら受かる“おさぼりFP1級勉強法”はこちら

※自分に合った教材で無理なく余暇を楽しみながらFP1級を勉強する方法を学べる教材(期間限定0円)付き

目次

FP1級学科で絶対しちゃいけない勉強方法=「王道」の勉強方法

まず最初に声を大にして言いたいのが、
FP1級学科の「王道」の勉強方法
=絶対にしちゃいけない勉強方法
ということ。

FP1級「王道」の勉強方法は次のとおり。

FP1級「王道」の勉強方法
ゆう

そして、繰り返しますが、この従来の勉強方法は、絶対にやってはいけません。

なぜなら、この王道の勉強方法の正体は、次のようなものだからです。

王道の勉強方法の正体
  1. わかりやすくもない王道のテキストと問題集を繰り返す勉強方法
  2. 私生活全てを勉強に捧げる、プライベートを犠牲にした勉強方法

わかりやすくもない王道のテキストと問題集を繰り返す勉強方法

王道FP1級マン

しんどくても王道の教材を反復学習することが合格のカギ

王道の教材は次の3点

1級受験者界隈では、
王道の教材反復する以外の方法はない!最初は分からなくても、やり込めばいずれ理解できるようになる!」みたいなことばっか言われてて、
これこそが“王道の勉強法”みたいに言われてます。

この考え方、
FP1級勉強の最大の癌であり、諸悪の根源です。

その理由は、下記のとおり。

  • そもそもテキストが絶望的にわかりにくい
  • 解説が金融・不動産業界に勤めている前提で書かれている

→「何がわからないかわからない」状態になるので、とにかく辛い

にもかかわらず、

王道FP1級マン

やっていれば、そのうち理解できる!理解できるまでやるんだよ‼︎

としか言わないのが、“王道の勉強法”。
諸悪の根源はこれ。

ゆう

歯を食いしばって苦行に耐える覚悟がないと、この勉強法は無理です。

私生活全てを勉強に捧げる、プライベートを犠牲にした勉強方法

王道FP1級マン

プライベートは犠牲にしました

1級独学ブログでよく見かける言葉です。

この記事に辿り着いたあなたは、こんな苦行をやる必要なんか1mmもありません。
絶対にやっちゃダメです。受かるものも受からなくなるから。

ゆう

なぜかというと、この勉強方法、
100%確実に継続できない上に、うまくいかなった時に失うものが大き過ぎるんです。

「プライベート全犠牲」
どんな勉強方法かというと、

  • 平日は仕事や残業でクタクタ。でも帰ったら気力を振り絞って勉強
  • 休日でも家族や友人との時間すら削って、勉強しまくる
  • 趣味・娯楽を全捨て。試験前は会社さえ休んでラストスパート!

この生活を、受かるまで毎日ひたむきに続けられますか?

ちなみに一度あきらめた時の私の場合、
平日、休日問わず4ヶ月間、

  • 家族との時間は食事中だけ
  • 趣味・娯楽を全捨て。使える時間は全部勉強に費やしても

この流れから抜け出せませんでした。

ゆう

食事・仕事・睡眠以外のすべての時間を捨てて、ただ一心不乱にFP1級勉強のみに向き合う。

ほぼ世俗を捨てた修行僧の生き方です。

想像してみてください。

  • 仕事とFP1級勉強だけの生活にどれだけ耐えられるか
  • 家族、友人など親しい人達はいつまでなら許してくれるのか
  • 全部投げ打って、FP1級勉強に捧げることができるか

1級学科でするべき勉強方法とは?

既存の勉強方法を全否定しましたが、
実際に4ヶ月毎日やって何一つ成果を得られなかった人間の結論です。

じゃあ、どうやって勉強すればいいのかというと、

  1. 少ない教材の中から自分にベストフィットするものを選び、
    (詳しい内容はこちら
  2. わからないをギリギリまで削って勉強する
    (詳しい方法はこちら
  • 学習効率を下げずに、省エネで勉強する

この勉強方法で勉強した結果、

【学科試験勉強中】

  • 毎日、家族とTVを見ながら団らん。ベッドでゴロゴロもしてました
    夕食後1時間は家族と過ごし、寝る前30分は推しの動画などを見てダラダラしてました
  • 家族と一泊二日の地元旅行に行く
  • イベントやライブにリアルタイムで全て参加

↓実際に参加したイベントのオンラインチケットなど↓

私が受けたFP1級学科試験は2021年5月23日(日)なので、
試験直前にがっつりイベントに参加してます。

【実技試験勉強中】

  • 試験日前日に、新型コロナワクチンを接種
    接種日は9月11日(土)、実技試験は9月12日(日)でした。

さらに接種後は一応大事を取って、ベッドで4時間ほど休んでました。
(なので試験前日に、勉強時間を多く取れてません)

それでも自分なら受かるだろうと高を括って行って、合格しました。

これだけやりたいことをしながら完全合格しています。

とはいえ、これだけではわかりにくいと思うので、順に説明していきます。

FP1級学科の勉強で使用する教材

まずは、1級学科の勉強で私が実際に使用した教材について紹介します。

勉強に使用する教材は、自分に合ったものを選ぶ必要があります。

市販のものが少ないからこそ、自分に合ったもの・使い方が重要になる、
とはいえ、これは個人のタイプによるので、詳しくはこちらで紹介しています。

FP1級テキスト

1級FP技能士(学科)合格テキスト

FP1級の基本項目がまとめられた1冊。

合格テキストの内容を理解できれば、1級知識のインプットは十分です。

FP1級問題集

問題集については、より多くの問題を解くために2冊使います。

合格トレーニング FP技能士1級

1級知識の基礎を作るのに最適な問題集です。

  • 各問題にわかりやすい説明で、ちゃんと解説が付いている
  • 各分野の最後に最重要論点をまとめたページもある
  • 解説・説明がしっかり書いてあるので、最初にやる問題集はこれ一択

1級FP技能士(学科)対策問題集 

Version 1.0.0

こちらの問題集は、
合格トレーニングができるようになってから始めます。

Webサイト

テキスト・問題集に書かれた解説では、わからないところを確認するために使用します。

(基礎・応用編)FP Wiki

FP wiki
  • 解説がわかりやすく、出題されるところに絞って説明している
  • ちゃんと毎年の法令・税制改正を反映していた解説になっている

(問題集・過去問)1級FP過去問解説

1級FP過去問解説
  • 問題集の解説でわからないことがあった時に使う
    →問題集は過去問の改題のため、このサイトで確認する
  • 解説が簡潔でわかりやすい
    →特に基礎編の解説は重宝する
  • 欠点は、基本的に解答・解説は出題された当時の法改正基準のままなこと
  • そのため、解説の語句・数値・制度を、テキストで確認しながら読む必要がある

(基礎編)FP1級ドットコム 過去問道場

FP1級ドットコム 過去問道場

※私は1回目の不合格時、基礎編のできていない分野を調べるために使いました

  • 基礎編の問題が1,000問以上掲載されているサイト
  • 全問題に詳細な解説と毎年の法令改正を反映させている
  • 現在は解説を閲覧するのに
    「月額980円」か「年額4,900円」が必要

過去問

過去問は模擬試験代わりに使います。

(学科)きんざい公式HP 過去問(直近約3年分)

限界までおさぼりしながらFP1級学科に受かる勉強方法

繰り返しますが、1級学科でするべき勉強方法は、

  • わからないをギリギリまで削って
  • 学習効率を下げずに、省エネで勉強する
  • これで時間と心の余裕を手に入れる

しかありません。

で、どのくらいの結果が得られるの?

どんくらいサボれるの?手間や労力がどんくらい減るの?

ゆう

毎週10時間以上は自分の時間をエンジョイしながら、FP1級に合格できます。

ここからは、具体的に勉強方法について説明していきます。

Lv.1:後の超省エネのために、3級と2級の復習を固める

まず最初にやるべきことは、3級と2級の復習です。

ゆう

なぜなら、先に3・2級復習をやることで、結果的に1級試験の勉強時間が圧倒的に短くなるからです。

具体的には、

  • 99%の人が、バカ正直に1級の勉強からスタートする
  • しかし、3・2級の知識は1級知識を頭に入れるための土台
    2級までの知識が抜けていると、何をやっているかわからなくなる

だからこそ、最初に3級・2級を固める。

ゆう

一見遠回りに見えますよね。

しかし、これをやらないから、大半の人がトータルの勉強の手間とストレスを倍以上に増やしてしまいます。

これさえやればストレスは半分で済みます。

土台を固めるための3級・2級の復習の仕方

※3級の復習が済んでから、2級の復習に進みます。

STEP

過去問5年分(5年×3回=15回)を解く

問題を解くときは、

  1. 不適切(間違い)と判断した肢は、その理由を書く
    →ちゃんと知識を理解しているか確認する
  2. 計算問題は、式を書いて計算する
    →暗算して出た答えに近い選択肢を選ぶことはしない
  3. 勘で答えた問題、答えに自信がない問題に印をつける
    →まぐれで当たった答えは除外するため

そして、素の状態でどれだけできるのかを見るので、5年分を解くまで答え合わせはしないこと。

STEP

答え合わせを5年分一気に行う

以下の場合は、答えが合っていても間違った問題とする

  1. 不適切(間違い)と判断した理由が正しくないもの
  2. 計算問題で、公式を間違えた、解き方が正しくないもの
  3. まぐれで当たったもの
STEP

間違った問題について、テキストや解説動画で復習する

  • テキスト・解説動画を何度も視聴して、「問題を見たら手が動く」レベルまで復習する
  • 必ず間違える項目がある場合、その問題をノートに写して、覚えるまで問題を解いて見返す

ここで、知識が抜けていた所・理解してるつもりだった箇所を徹底的に潰すことで後々の勉強をスムーズに進めることができます。

STEP

間違った問題を再度解く

  • 間違った所を正しく答えられるか確認する
  • 間違った問題が全問できるまで、復習⇄問題を繰り返す

Lv.2:1週間でテキストを流し読みする

3・2級の復習が終わったら、
次にやるのは、1週間でザッとテキストの流し読みすることです。

ゆう

これによって、1週間で
FP1級の全体像を掴みます。

各STEPはこちら。

STEP

期限は1週間と決める

  • 1日1分野。6日で6分野
  • 予備日1日
    →量が多い分野対策用
  • 期限内に全部読めなくても、Lv.3に進む
    1級勉強のボリューム感を掴むのが、ここでの目的。
    「1週間では流し読みできない量をやるんだな」とわかれば、Lv.3に行ってOK
STEP

目次でその分野はどんなことをやるのか見てから読む

各分野のボリュームはこうで、こんなことをやるのね、とザックリ把握する

Lv.3:問題集は応用編から始める

FP1級の全体像を掴んだら、問題集を解きます。
このとき、必ず応用編から解きます

ゆう

なぜなら、応用編で出される問題は、

  • テキストの内容から出題される
  • 出題形式がある程度決まっている

ため、勉強しやすいからです。

  • 問題集の頭にあるからと基礎編から始めると、無意味に時間と手間を浪費する
  • 基礎編は難易度が高い上に、1問四肢ある
  • その解説をネットで探してる内に1日が終わる、なんてことがリアルに起こる

だから、応用編から勉強を始める。

ゆう

応用編はテキストの内容から出題されるため、
1級知識の基礎を学習するのに最適です。

(応用編)合格トレーニングの勉強のやり方

解説が丁寧でわかりやすい。
必ず『合格トレーニング』から始めます。

STEP

合格トレーニングを次の順番で進める

  1. タックスプランニング
  2. 金融資産運用
  3. 不動産

この3分野は
・計算問題がメイン
・2級との関連性がわかりやすい
→他分野に比べて勉強しやすい

STEP

次は自分の実務経験に関連する分野に手を付ける

  • 苦手意識を持ちにくい分野から進めていく
  • 相続・事業継承は、不動産絡みの内容が多いので、不動産勉強後に始めると勉強しやすい
  • ライフプランニングと資金計画は、仕事で扱ってない限りは最後にやる
    (覚える内容が多いため)
STEP

①計算問題は「問題文→解説→問題を解く」の流れでやる

  • 問題文を読んで問題を解くに必要な情報のあたりを付けたら、
    問題集の解説→FP Wikiの解説
    を読んで、計算してみる
  • 問題を解いた後は、テキストで該当箇所を確認する
STEP

②穴埋め問題は実際にやってみる

  • 問題を見て答えがわからなければ、すぐに解説を読む→テキストで確認
STEP

合格トレーニングを最低でも2周した後に対策問題集をやる
(対策問題集のやり方は後述)

  • 問題の解き方と知識を理解するために2周する
  • 合格トレーニングの3周目開始と同時に、対策問題集の1周目をスタートする
STEP

試験日前日まで問題集を2冊繰り返し解く

問題の解き方や知識をより定着させるために、問題集を2冊解く

(応用編)対策問題集の勉強のやり方

合格トレーニングで知識が付いたら、
対策問題集の問題を解きます。

STEP

合格トレーニングでやった単元を対策問題集で解く

  • 合格トレーニングでAをやる→対策問題集でAをやる、といった流れで問題集を解いていく
STEP

合格トレーニングで出た問題は飛ばさずに解く

別出版社から発行の問題集で同じ問題が出ている

  • その問題は重要な問題=
    必ず解けるようにしておく問題
STEP

計算問題・穴埋め問題は、合格トレーニングと同じやり方で解く

  • 計算問題
    「問題文→解説→問題を解く」の流れでやる
  • 穴埋め問題
    実際に解いてみる
  • 問題を解いたら、テキストやサイトで確認をする
STEP

試験日前日まで問題集を2冊繰り返し解く

  • 優先順位は、
    合格トレーニング>対策問題集

Lv.4:応用編ができるようになったら問題集の基礎編を解く

Lv.3の「問題集の応用編を解く」を周回できるようになったら、
続いては「問題集の基礎編を解く」です。

ゆう

応用編をしっかり頑張ったことで、
難易度の高い基礎編も十分に身に付くようになっているからです。

勉強の進め方は次のとおり。

(基礎編)合格トレーニングの勉強のやり方

基礎編も解説が丁寧な合格トレーニングから始めます。

STEP

自分の実務経験に関連する分野から始める

  • 少しでも苦手意識のないところから始める
STEP

問題文を読んで、不適切と思った箇所を正しい内容に直す

  • 適切・不適切の判断だけで終わらせずに、不適切と判断した理由を書く
  • 正答でも、理由が書けなかった・間違っていた所は復習する必要があることがわかる
  • 応用編の穴埋め問題の勉強にもなる
STEP

問題の解説を読んでわからないことは、FP Wikiや1級FP過去問解説で確認する

基礎編はテキストにない内容が普通に出題されるので、不安にならないこと

  • 基礎編の解説は深追いしない。
    この2サイトで解説を調べるのは終わりにする
STEP

合格トレーニングを最低でも2周した後に対策問題集をやる

  • 解説が丁寧な合格トレーニングで基礎編の問題に慣れてから、対策問題集をやる
  • 合格トレーニングの3周目開始と同時に、対策問題集の1周目をスタートする
STEP

試験日前日まで問題集を2冊繰り返し解く

  • 勉強の優先順位は、
    応用編の勉強>基礎編の勉強

(基礎編)対策問題集の勉強のやり方

合格トレーニングで知識が付いたら、対策問題集を始めます。

STEP

合格トレーニングでやった単元を対策問題集で解く

  • 合格トレーニングでAをやる→対策問題集でAをやる、といった流れで問題集を解いていく
STEP

合格トレーニングで出た問題は飛ばさずにやる

別出版社から発行の問題集で同じ問題が出ている

  • その問題は重要な問題=
    必ず解けるようにしておく問題
STEP

試験日前日まで問題集を2冊繰り返し解く

  • 優先順位は、
    合格トレーニング>対策問題集
  • 勉強の優先順位は、
    応用編の勉強>基礎編の勉強

基礎編の勉強が不安な場合、解説は有料ですが、FP1級過去問道場で基礎編を勉強する方法があります。

Lv.5:試験1ヶ月前に直近の過去問3回分を試験形式でやる

Lv.3・4で1級学科の知識を身に付けたら、試験1ヶ月前に過去問に挑戦します。

ゆう

過去問は、勉強の仕上がり具合を見るために、模擬試験代わりに使います。

過去問をやる際に、次の2点を確認します。

①試験時間内に全問答えられるか
  • 基礎編(50問):150分→1問3分
  • 応用編(5題) :150分→1題30分
  • 本番で「時間切れでできなかった」にならないように、時間を計って問題を解く
  • 試験時間内に全部できないなら、時間配分を考える必要がある。
試験形式になると解けない問題はあるか
  • 基礎編:6分野で50問
  • 応用編:5分野で各1題
  • 本番では問題集とは違い、
    基礎編で6分野、応用編で5分野
    の問題がまとめて出題される
  • 問題集ではできるけど、試験形式だとできない問題はないか確認する

自分の時間をキープしながらFP1級実技(FP協会)に受かる勉強方法

王道FP1級マン

学科に比べて、実技は難易度が低い。
学科に合格すれば、実技は受かったも同然!

ネットでよく見かける言葉です。

ここまで記事を読んでいるあなたは、この言葉を鵜呑みしないでください。

ゆう

「学科の合格率に比べて、実技の合格率は高いから安心」と高を括っていると、痛い目を見ます。

Lv.1:勉強しなかったら落ちると自覚する

実技試験を勉強するにあたっては、まずは「勉強しないと落ちる」ことを自覚してください。

なぜなら、実技試験は学科試験よりも合格率が高いからといって舐めてかかって痛い目を見る人がいるからです。

1級実技試験の平均合格率
  • きんざい:80%以上
  • FP協会 :90%以上

毎回とても高い数値で推移しています。

つまり実技試験は、
10人のうち1人か2人は、毎回不合格になる試験です。

合格率が高いと言って油断すると、不合格者になります。

完全合格まであと一歩。
合格率が高いからこそ、気を抜かずに勉強しましょう。

Lv.2:勉強するための教材を準備する

ここに書いた教材だけで、
FP協会の実技試験に合格できます。

実技問題集

1級FP技能検定実技試験(資産設計提案業務) 精選過去問題集 (通称・緑本)

  • 解説が各問題にちゃんと書いてある
  • 問題は科目別に掲載
  • 最新年度で出題された過去問を模試演習として掲載

Webサイト

次の2つのサイトを参考書代わりにします。

(問題集・過去問)1級FP過去問解説

1級FP過去問解説
  • 問題集の解説でわからないことがあった時に使う
    →問題集は過去問の改題なので、このサイトで確認する
  • 欠点は、基本的に解答・解説は出題された当時の法改正基準のままなこと
  • そのため、語句・数値・制度を、テキストで確認しながら読む必要がある

(論述対策)FP協会実技 論述問題まとめ|FP1級シケタイ委員会

FP1級シケタイ委員会
  • 実技試験で最大の難関、論述問題の論点をまとめたサイト
  • まだ試験で出題されていないが、FP関連分野で重要な項目についてもまとめられている

実技過去問

学科勉強と同じく、模擬試験代わりに使います。

FP協会公式HP 過去問・模範解答(直近3年分)

  • 直近3年分の試験問題をPDF形式で掲載している
  • 模範解答に正答は書いてあるが、解説は一切ない

Lv.3:精選過去問題集をやり込む

この1冊を正しく勉強すれば、ちゃんと合格できます。

なぜなら、実技試験勉強に必要なエッセンスが全て盛り込まれているからです。

①精選問題集の勉強のやり方

各問題にしっかりと解説が書かれているので、この1冊だけで勉強できます。

STEP

問題集を流し読みする

  • 一回問題集を流し読みして、どんな問題が出るのか見る
  • 3〜1級学科まできんざい一本だった場合は、文章の書き方も確認する(書き方が大分違うため)
  • 問題集を解いていく内に慣れていく
    (最初は問題を解くのに時間がかかるが気にしない)
STEP

精選問題集を順番に解く

  • 最初は、
    • 間違えた問題
    • 解き方がわからなかった問題

があっても気にせず、問題を解く

  • 何が問題として出るのか・どんな形式で出題されるかを把握する
STEP

間違った問題、正解したけど自信がなかった問題は、解説を読んだ後にもう一度解き直す

  • 問題集の解説でわからないところは、1級FP過去問解説で確認する
STEP

試験日前日まで問題集を繰り返し解く

  • 問題集が1冊なので、解き方を覚えることを意識する
    (答えを覚えないように注意)

②論述問題の勉強のやり方

FP協会の実技試験では、論述問題が出題されます。

論述問題の概要
  • 配点:20点
  • 題材:FP業務に関連が深い分野
    (関連法規からの出題が多い)
  • 文字数:300字程度で記述
ゆう

精選問題集を繰り返して、自分の手で書けるようにします。

勉強の仕方は次のとおり。

STEP

精選問題集の問題文を読んで、できる範囲で解答を書く

  • 最初は思い付く単語を書き出すことができれば御の字
  • 勉強を進める中で、書ける内容を増やしていく
STEP

解説を読んで、模範解答を写経する

  • 解説を読んで、次の点を確認する
    • 自分が考えた論点はずれていないか
    • 解説の内容を理解できるか
  • 解説を読んだら、模範解答を写経する
  • 300字以内にどうやってまとめているのか実際に手を動かしてみる
STEP

模範解答から重要箇所を抜き出し、箇条書きにバラしてみる

  • 解答を作る上での要点を箇条書きで抜き出していく
  • 要点を箇条書きしたものをまとめたノートを作成する

まとめたノートは、スキマ時間に見るなどして知識を定着させる

STEP

試験日前日まで、STEP①→③を繰り返す

  • 自分で書ける部分が増えてきたら、300字程度で解答を書くことを意識する
  • 論述問題だけに時間を割けないので、
    • 写経→音読
    • 箇条書き→ノート確認・音読

に変更する日があってもOK

③過去問の使い方

精選問題集を繰り返して知識を身に付けたら、試験1ヶ月前に過去問に挑戦します。

ゆう

過去問は、勉強の仕上がり具合を見るために、模擬試験代わりに使います。

過去問をやる際に、次の2点を確認します。

①試験時間内に全問答えられるか
  • 19問+論述問題1問:60分
  • 本番で「時間切れでできませんでした」にならないように、時間を計って問題を解く
  • 20問で60分
    余裕に思えますが、実際にやってみると、300字の論述問題等々でかなりキツいです
試験形式になると解けない問題はあるか
  • 本番では問題集とは違い、6分野の問題がまとめて出題される
  • 問題集ではできるけど、試験形式だとできない問題はないか確認する

問題集1冊ではどうしても不安な場合は、過去問を解く

問題集の問題は何が出ても解けるようになったけど、不安だから念には念を入れたい場合は、過去問を解きます。

まとめ

これまでの内容をまとめると、

絶対にしちゃいけない勉強方法
  1. わかりやすくもない王道のテキストと問題集を繰り回す勉強方法
  2. 私生活全てを勉強に捧げる、プライベートを犠牲にした勉強方法
1級学科のするべき勉強方法
  1. 少ない教材の中から自分にベストフィットするものを選び、
    (詳しい内容はこちら
  2. わからないをギリギリまで削って勉強する
    (詳しい方法はこちら
  • 毎週10時間以上は自分の時間をエンジョイしながらFP1級に合格できる勉強をする

その具体的な勉強方法として、

1級学科試験の勉強方法

STEP

1級知識の受け皿となる2級までの復習をする

STEP

各分野のボリューム感を掴むためにテキストを流し読む

STEP

1級知識の基礎を身に付けるため、応用編から勉強する

STEP

基礎編は、応用編で1級知識の土台を作ってから勉強する

STEP

試験1ヶ月前に過去問を模擬試験がわりに解く

1級実技試験(FP協会)の勉強方法

STEP

勉強しないと落ちる試験と自覚する

STEP

試験勉強用の教材をそろえる

STEP

精選問題集を繰り返し解く
(これ1冊をやり込めば合格可能)

STEP

論述問題は部分点を取りに行く勉強をする

STEP

試験1ヶ月前に過去問を模擬試験がわりに解く

ゆう

これが

無理せず知識を積み上げていくことで「わからない」と絶望することなく、

解説の解説を探し回るしんどい手間を極限まで減らして、

合格する勉強方法です。

しかも、毎週10時間以上はおさぼりしながら。

この勉強方法をもっと詳しく知りたいと思ったなら、
こちらの記事を読んでみてください。

FP1級と言えば「時間とプライベートを犠牲して、孤独に勉強する」のが当たり前と思われてますよね。
しかし、私は日々の余暇、やりたいことや行きたい所を一切我慢しないで合格する勉強方法を構築して、FP1級に完全合格しました。

合格者達が口を揃えて言う「人生が変わる」メリットを享受する毎日を送ってます。

…などというと、「本当に合格してんの?」「地頭がいいだけでしょう」と思われるかもしれませんね。

ちゃんと完全合格している証拠に合格証書をお見せします。


地頭については、カッコイイ学歴も資格もスキルも持ってませんし、家でも職場でも要領が悪い人間です(胸を張って言うことでは無いですが)。

最初は、FP1級学科の勉強を皆と同じような方法で勉強したけど、4ヶ月経っても一向に成果が出ない(テキストの半分も読めていない)状態で、完全に勉強することをあきらめました。

そんな人間が、おさぼりしながら完全合格して合格証書を手にできるんです。

イメージしてみてください。

家族との時間を犠牲にしないで、自分に合うベストの教材を使って、膨大な試験範囲を迷うことなく勉強できる。次の週末の予定を立てながらも、ちゃんと難易度の高い試験に合格する。

それを実現できるようにするのが、下記の"勉強法"です。

>>無理なく完全合格できる“おさぼり勉強法”をチェックする

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